すまい方日記

まな板とおひつ(飯台)のケア

おうち時間が長いこんな時だからこそ??

今日は木のモノ(sumaoのまな板2つの寿司桶になるおひつ)をまとめてお手入れしてみました。

どんなお手入れかというと…

お米の糠を付けた束子でゴシゴシしただけです。

木のまな板は「米のとぎ汁で洗うといい」という記載をみつけて…

我が家は精米機があって、米糠が毎日のように出るので、とぎ汁もいいけど、米糠そのものを使ったらいいんじゃないか!!と思ってやってみました。

まな板にちいさく出ていた黒ずみも少しスッキリ!!

 

そして、一枚のまな板に対しては、

「油を塗る」

というお手入れも最後に施しました。

 

普段から店頭で、「木のカトラリーなどには、オリーブオイルとかえごま油とかを塗って時々お手入れするといいですよ!」とお知らせしているのですが、

sumaoのまな板(いちょう)にもいいのでは?と思って、私が使っている木のまな板の1枚で実験中なんです。

たまーに塗るだけなんですが、なかなかいい感じ。

私は普段調理に使っている「米油」を塗っていますが、すっと馴染んで、ツヤツヤになって、木肌が喜んでいる感じもします。

使うときにも違和感(変に水をはじくとか、べとべとするとか)なく、快適。

 

自分が実感したことだけを店頭でお伝えするようにしているのですが、この「まな板に時々油を塗る」というお手入れも、そろそろお客様にお伝えしてもいいのかなって思っています。

 

※※ 私はやってみてないですが、一般的なサラダ油だとべとべとするという情報を目にしたことがありますので、油の種類は慎重にした方がいいかもしれません!!

※※ また、いちょうだからいいのかもっていう気もしています。もっと軽くて柔らかい桐だったりするとどうなんだろう??

 

sumaoには、木や竹の道具が多くて、これらを販売する際に、お手入れってどうしたらいいですか?

と聴かれることが多いです。

そこで、いつも自分がやっていることを一生懸命お答えるすのですが、

竹ザルとか、まな板とか、おひつとか…商品は違っても、私が答えてることはだいたいみんな同じ。

そして一番伝えたいことはこれなんじゃないか!って気づきました。

「こう取り扱わなくてはダメ!」というマニュアルを覚えるのではなく、素材の特徴を知って、自分で考えて扱っていこう!そこに楽しさがあるのだ~~。

 

自分で考えるときのポイントはこの2つじゃないかなぁ。

・木や竹といった自然なものは製品になっても湿気(水分)を吸ったり吐いたりしているから、急な環境の変化やいつも濡れているのが苦手。

・湿気が多いという日本の気候の特徴、また、それぞれの住宅の特徴があるよね!

 

「濡れっぱなし」「急激な乾燥」には弱いし、湿気が多い住宅の中で戸棚の中などに入れておくと、木や竹自身が除湿剤のような働きをしてしまって、

「ちゃんと乾かしたのに黒くなってる!!」ってなこともある。

「乾かさないといけないって聞いたから、天日干しがいいんですよね!」って言われる方もいらっしゃるけど、それが急激な乾燥…となって、割れたり曲がったりする原因になることもあります。

私は、食器や竹ザルは自然乾燥派ですが、木のまな板とおひつは、シュロの束子と水(お湯)で洗った後、布巾で拭いてから、乾かすようにしています。

そして、おひつ(わっぱのお弁当箱なども)は斜め上に向けて乾かす。(トップの写真のように)

普段してることはこれだけ。

 

あ、あとは、季節によって、時々置き場所(乾かす場所)を変えたりしてます。

実はこういうことも、季節の変化を感じられたりして、ちょっと楽しいのです。

 

先日、ご近所のおうちに配りものを持って行ったのですが(今年我が家は組長さん!)、

飯台が町家のトオリニワ(土間)で干してありました!

それに気づいた私に「奥さんのところでもろた(買った)飯台。活躍してるよ~~!」って嬉しい報告もしてもらって、思わずニンマリ。

 

直射日光は当たらないけど、風通しがいい町家のトオリニワ(土間)は、こういった木の道具を乾かすのに適していると思います。

こんな風に、自然素材の特徴と自分が居る環境(すまい)に応じて、自分の頭で考えて、楽しみながら、気楽に、使ってください!

 

自然素材ならではの特徴があるからこそ、食べ物を美味しくしてくれます。

そして自然素材だから、刃当りや手触りなど使うときも心地いい。

なので、お手入れも同じように、自然素材の特徴を理解して、五感を使って感じながら、楽しんでほしいな。

そうやって長く使って、役割を終えた時にはまた自然に還る。

そういう道具たちがいいなって思います。

 

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