online shop
すまい方日記

料理って五感でするものよね~~!

↑↑・・・な~んて、偉そうなことを言ってみたくなりました。
これまで、料理は私にとっては作業・・・全然楽しい時間ではありませんでした。
美味しいものは食べたいけど、誰かが作ってくれたらうれしい。
お友達が来てくれる時には張り切るけど、作業を楽しむというより、みんながほめてくれるのが嬉しくて、
手抜きしてパパっと出来ないか・・・ということばかり考えていました。
その私が、料理中に自分の五感が喜ぶことを発見。
目で、耳で、手で…感覚を研ぎ澄ます(大げさ?)と楽しい。快感。
揚げ物だって、あまり苦にならなくなりました。
それもこれも銅のお鍋のおかげ。
20150327214404b4b
パリン、パリン…という美しい金属音がたまらない。
外に油があまり飛び跳ねないから、近くで見ていられるし、そうすると泡の様子とか音とかがよくわかって、
揚がり具合がわかる。
この間、テレビですごいシェフが料理の作り方を実演・解説していたけど、
強火で何分とかって、あまり意味がないと言っていました。
家によって、鍋も違うし、火力も違う。(鍋の違いは大きいらしい)
なので、火力と時間で作り方を覚えるのではなく、
その時の食材の状態で次の工程にうつるかどうかを判断するといいみたい。
その時の食材の状態って、目で見て、音で聴いて…ということ。
揚げ物は特に音も変わるみたいだし。
別の料理家さんは、菜箸で持った時に「じ~~ん」と振動が伝わってきたら揚がっている
とも言ってたな。
何分で・・・はい次の工程・・・というのはまさしく作業でしかないけど、
(何分は目安ではあるけど)それを自分の五感で判断して決めていくのは技??
ちょっとテンション上がる。
火を使う場面ではないけど・・・、
すっごく高い、木のまな板が売れているらしくて、
それは色々すごい点があるそうだけど、何より包丁のあたる感覚、音が今までのと全然ちがって
トントントン・・・とずっと切っていたくなる感じになるそう。
私はそんな高いやつではないけど、一応、木におちついている。
プラスチックのやつも使ったことあるけど…折れたりして、食材を鍋などに入れやすくなってるのもあるけど、
そういえば、あの切るときの感覚が好きじゃなかったかも。
プラスチックのまな板で切ると、料理が作業になってしまう感じがする。
自分の五感が喜ぶ道具を使って、五感をフル活動させて料理する・・・ちょっと楽しくなってきました。
道具って大事だな。

この記事内で紹介した雑貨はこちら

ページTOPへ