おうちで手間なし!究極の焼き芋づくり
2021.12.02 Thu20:42 カテゴリー:sumaoのオススメ商品
目指すは石焼き芋!
焼き芋自体、そんなに好きだった訳ではないのに、たまたま作ったのが、「石焼き芋」になって、おいしくってびっくり。
そう言えば、我が家(sumao)には、焼き芋が出来る道具がたくさんあるじゃないか!
どれで作ったら一番美味しいのか…いろんなやり方で、作り続けてきました。
理想の石焼き芋になる場合もあるし、ちょっと違う…という時も。
また、80点くらいはいくけれど、火が通るのに時間がかかる道具もありました。
芋の種類によって、変わってはいけないと、ずっと「紅はるか」で実験の日々。
ようやく確信を持って、お伝えできるようになりました!
目指している「石焼き芋」は、ふかし芋とはまったく違う…
外側の皮はパリッと、部分的には中の芋との間に隙間があったりして、
中はスイートポテトのように滑らかで甘い。
そういうものです。
ポイントは遠赤外線。
石焼き芋の石の役割は…遠赤外線を発することだったんですね。
「遠赤外線」
料理のコメントで、よく出る「遠赤外線が中までじっくり…」
とありますが、あれは、実は間違いです。
遠赤外線は、中まで浸透しません。
食材に当たると、表面で吸収されて熱に変わります。
表面を素早く高温にし、外側はカラッとした仕上がりに。
そして、内側は、食材自身の熱で伝導していくので、水分や旨味が逃げず、しっとりふわふわ。
これって、石焼き芋の状態ですよね!
ちょっと科学的な話をすると、食材の加熱方法は、「伝導」「対流」「輻(放)射」があります。
伝導:フライパンで焼く、炒める、炒るなど高温物質に接触して伝わる
対流:茹でる、煮る、揚げる、蒸すなど、高温の気体や液体から食材に熱が伝わる。
輻射:輻射式オーブン、炭火や焚き火での網焼きなど、赤外線という電磁波が食材に当たって熱に変わる。
遠赤外線で調理するということは、遠赤外線を発する熱源にすることはもちろんですが、輻射熱で調理したいので、熱源に直接触れてない方がいい。(熱源に接すると伝導熱になってしまう)
ということがわかります。
…で、一番おすすめの石焼き芋が簡単に出来る鍋とその方法は!
ふっくらさん
陶のすき焼鍋 黒
どちらも陶板焼き(空焚き)が出来る土鍋です。
<お家で出来る石焼き芋の作り方>
本体に網を乗せて、その上に芋を置いて、蓋をする。
鍋が温まるまで(1〜2分)は中強火。
中弱火にして、20分くらいで芋を一度ひっくり返す。
そのまま10〜20分でできあがり!
(後半は火を消して余熱調理でも十分いけます)
ふっくらさん
陶のすき焼鍋
空焚きできる土鍋やダッチオーブン、アルミホイルを使ったり、トースターでやったりほんとに色々やってみました。
私が美味しいと感じたり、あっという間にできた感覚を元に、調べて行き着いたのが
遠赤外線というキーワードでした。
基本的に土鍋は遠赤外線効果が期待できて、金属鍋は期待できません。
土鍋でも焼き方や土、釉薬によっても遠赤外線の放出率は変わってくるみたいです。
ふっくらさん
陶のすき焼鍋(黒)
が、おすすめです。
※陶のすき焼鍋(白)は、自家用に使ってないので、実験してないです…。
最後に、この調理のポイントは、
アルミホイルは使わない!!
ことです。
アルミホイルを使ってしまうと、遠赤外線が食材に当たリません。
(金属は遠赤外線を反射させてしまうそう)
<番外編>
お芋を甘くする方法として、低温で長時間。
という方法もあるみたいですね。(結構勉強しました!)
アルミホイルを使ったりしながらじっくりじっくり…。
そんなお芋調理もいいと思います。